製品概要 |
概要:
AMRは3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって制定されたスピーチ用コーデックであり、ビットレートをフレームごとに(160サンプル、0.02秒に相当)切り替えられるという特徴を有します。そのため、携帯電話やPDAに代表されるモバイルハンドセットやネットワーク配信サービス用として、様々なアプリケーションに利用可能です。
仕様 ・3GPP TS.26-104 (Version 6.0.0)
但し、ビットレート、フレームタイプについては下記の機能制限があります。
・入力フォーマット:AMR MIME file storage format, AMR interface format(IF2)
・出力フォーマット:PCM(13ビット、8kHzサンプリング、モノラル)
・対応ビットレート:4.75, 6.70, 12.2kbps
・対応フレームタイプ:SPEECH_GOOD, SPEECH_BAD, SID_FIRST, SID_UPDATE, SPEECH_BAD(Dec), SID_BAD(Dec)
特長:
・低消費電力
・効率的な数値演算による高速化 ・標準のCコードでの最適化による高い移植性
・各種プロセッサでも最適化可能(ARM、MIPS、SH、DSP etc.)
プラットフォーム CPU:ARM、SH、FR-V、MIPS、PowerPC DSP:OMAP
性能:(環境例*) リアルタイム動作が可能です。
アプリケーション:
・携帯電話、デジタルスチルカメラ等へ組込むことにより、3GPP準拠のスピーチコーデックが利用可能となります。
・MPEG4エンコーダやH.264エンコーダと組み合わせて、映像配信システム等に利用することができます。 |