製品概要 |
概要:
・HE-AAC Version2 は超低ビットレートと高音質を両立する技術です。既存のAACにSBR(Spectrum Bandwidth Replication)及びPS(Parametric Stereo)技術を組み合わせることによって、AAC+SBRに比べさらに少ない情報量で同等の音質が得られます。
・第三世代携帯電話の音楽フォーマットやヨーロッパのデジタルラジオ規格として採用されるなど、その実力に市場の期待は高く、今後急速に普及することが見込まれる技術です。
仕様:
・AAC/SBR/PS:MPEG2 Audio(ISO/IEC13818-7), MPEG4 Audio(ISO/IEC14496-3)準拠 ・プロファイル:AAC, HE-AAC, HE-AACv2
・ヘッダ書式:ADTS(Audio Data Transport Stream), RAW DATA ・サンプリング周波数:48~8 kHz
・ビットレート:~320kbps(AAC)、~96kbps(HE-AAC)、~64kbps(HE-AACv2) ・チャンネル:ステレオ/モノラル/デュアルモノ
特長:
・標準のCコードで最適化による高い移植性
・低ビットレートから高ビットレートまで音質を高める工夫
・各種プロセッサでも最適化可能(ARM、MIPS、SH3、DSP etc.)
プラットフォーム CPU:ARM、SH、FR-V、MIPS DSP:OMAP
性能:(環境例*) リアルタイム動作が可能です。*CPU:32bit RISC、サンプリングデータ:44.1kHz, 128kbps
アプリケーション:
・携帯電話、デジタルスチルカメラ等へ組込むことにより、高品質なHE-AACv2形式オーディオフォーマットの記録・再生が可能です。
・カーナビゲーションシステム、映像配信システム等への組込みにも適しています。 |